MALANOCHEWritten and Directed by GUS VAN SANT

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ポートランドの生ける伝説

ウォルト・カーティス  Walt Curtis


1941年7月4日、ワシントン州はオリンピア生まれのウォルト・カーティスは、ポートランドの生ける伝説として、詩、小説、絵画にまで創作の手を広げる本当の自由人だ。『カッコーの巣の上で』のケン・キージーと親交が深かったという。作品としては、『The Erotic Flying Machine』『The Roses of Portland』『Rhymes For Alice Blue Light』などの詩集だけでなく、この映画の原作にして彼の唯一の小説であり、77年に小部数しか出版されていなかった『マラノーチェ』は、ガス・ヴァン・サントのおかげで、今ではより広く読まれるようになったが、その自由な文体のため、再出版の夢はなかなか実現していなかった。実際にギリシア系の家族が経営する食料品店で働き、酔いどれたちと接してきた彼は、その客層と、店にやってくる不良少年たちに共感したという。この映画では、共同脚本家というより、収集癖のある彼らしく、アドバイザーとして、監督と話をし、書き溜めてきた文章や、小説を書いた時代を象徴する資料を提供したという。元々、本人が主人公を演じるつもりでいたようだが、それは監督の意向もあり、本職のティム・ストリーターに委ねられた。
その他、パブロ・ネルーダ、フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩集の翻訳も行っている。またビル・プリンプトン監督のドキュメンタリー『Walt Curtis: The Peckerneck Poet』(97)に出演し、その正直すぎる詩ゆえ、卑猥な発言を理由に逮捕されそうになったりしている。またFMラジオの番組「The Talking Earth」のホストも務め、オレゴン文化歴史委員会の創設メンバーでもある。




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