MALANOCHEWritten and Directed by GUS VAN SANT

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Q: アウトサイダーに惹かれるのですか?

A: 今もスキッド・ロウ(ゲットー)に惹かれる。ウォルト曰く、スキッド・ロード(材木を引きずって運んだ道)だけど。若き日のウィリアム・バロウズも魅了したジャック・ブラックの『You Can't Win』というペテン師の本があるけど、犯罪者やペテン師というより、危うい存在に惹かれる。オールド・タウンにはホームレスやアル中にも食べさせてくれるところがあり、流れ者が存在できる。今もああいうホテルはあるけど、そのうち消えてしまう。ウォルトも元々は外の人間で、郊外から出て酔いどれの食料品店の店員になったけど、彼は詩人だ。レジ係の彼は酔いどれの集まる混沌の中心にいた。そして僕もその世界に憧れ、特別な場所から世界を見ていた。


Q: キャスティングは?

A: 大変だった。ウォルト役のティム・ストリーターだけど、最初、ウォルトの役が自分をやると言って、撮影が近づくにつれ、難しいと思い始めた。存在感があるし、ペニー・アレンの映画ではいい役者だったけど、それはやりすぎだと思った。
ペッパー役のレイは、『Geek Love』を書き、ウォルトの友達のキャサリン・ダンがボクシングのレポートをしていて、ウォルトの登場人物するようなノット・ストリート・ボクシング・クラブに連れて行ってくれた。レイはLAから来て、若いボクサーを指導していて、20歳だった。ダウンタウンのクラブでも働き、スペイン語がしゃべるし、魅力的だった。男と裸になるのは嫌だけど水着や下着ならいいと。僕はそれでよかった。
ジョニー探しは難航した。ウォルトと、すでに洗練された中流のメキシコ系アメリカ人の住宅街だったヒルボローに出かけたけど、国境を越える不法移民とゲイの物語がいい印象を与えなかった。労働キャンプの連中も、一日100ドルは稼ぐのに、僕らに払えるのは一日20ドル。そのうえ男とのセックスを理解してもらえなかった。いいキャラがいても、本物の流れ者で、明日はいないという状態だった。それでオーディションに、先住民系でビーバートン出身の中流階級のハッパ好きのダグが来た。スペイ ン語は話せないけど、本物のジョニーに似てた。


Q: 彼らの演技は振り向きざまを捉えたかのようです。

A: 立ち位置も演出したけど、そう見せたかった。撮影の準備中に僕が攻めても、ジョン(撮影)はドキュメンタリーの出身だから何が起きても対処できた。「今だ、カメラを回して!」と、僕が準備もなく言っても、必要なショットを押さえられた。
500ページの絵コンテもあった。準備期間がたっぷりあったから自分で描いた。でもリハもほとんどなく、役者も何をしていいか分からず、自分で何とかしなければならない状況の方が、いいエネルギーが出ることは多い。僕がよく使うテクニックだ。




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