短 評
クロニカート・コム ― ジャン=セバスチャン・ショウヴァン ★★★★
『マラノーチェ』のように、強力でありながら、小さな衝撃ひとつで簡単にひびが入ってしまいそうな、澄明な儚なさを持ち、強く激しく輝く流れ星を目の前にしているように感じさせる作品は稀れである。
フルクチュアート・ネット ― ロランス・レイモン ★★★★
真の発見とも言える『マラノーチェ』は、処女作品の不確かな魅力と比類のない、監督の変幻自在な輝かしい作品の萌芽を内包する、ひとつの宝石だ。
リベラシヨン ― フィリップ・アズリー ★★★★
このオレゴンのブコウスキーは、『マラノーチェ』を傑作に導いた。(決してだまされなかった)ウィリアム・S・バローズ、アレン・ギレンバーグ、そして私たちとて同感だろう。
レザンロッキュプティブル ― パトリス・ブルアン ★★★★
この処女作に特有の成功をもらすのは、監督がこのリアリズムと表現主義、ダイレクト・シネマにバロック主義演劇の奇妙なメルティング・ポットに吹き込む一貫した息吹にある。
エル ― アンヌ・ディアトキンヌ ★★★★
自由でまばゆいばかりの作品
テレシネオブ ― エロディ・ルパージュ ★★★
監督が偏愛する全てのテーマが、この残酷な旅に集約されている。そこにあるのは不可能な愛、孤独、アウトサイダー...。
パリ・マッチ ― クリスティーヌ・アース ★★★
この初めての、残酷で詩的なそぞろ歩きのような真実は、監督を観客に知らしめた『ドラッグストア・カウボーイ』をすでに予告している。
アヴォワール・アリール・コム ― マリー・ベルナール ★★★
80年代のインディペンデント映画の真実の成功。一人の映像作家の注目すべき誕生を告げている。
テレラマ ― ルイ・ギシャール ★★★
これまで、ガス・ヴァン・サントがこれほど真正面から、これほど生々しくホモセクシャリティについて取り組むことは決してなかった。見失いがちな快楽の火遊びに興じる夜の鳥たちを描いたこの日記ほど、アメリカのストリートとの一体感を感じることはないだろう。
ル・モンド ― ジャック・マンデルバウム ★★★
若きガス・ヴァン・サントは、テーマのスキャンダラスな性質を、共振する断片的な美学で感じさせるあらゆる手段に訴えながら、インディペンデント映画とアメリカの実験映画の伝統を継承しながら物語を紡いでいく。
プレミア ― イサベル・ダネル ★★★
ガス・ヴァン・サントの処女作品は衝撃的な発見である。
妙な癖も気取りもなく、抑制された、恋する白人男性と不法移民の私日記は穏やかなメランコリーを誇示する。